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◇トピック◇

下肢静脈瘤の血管内治療をはじめました。

これまで以上に楽に治療が受けられるようになりました。

◇下肢静脈瘤ってなに?

足の血管(静脈)が浮き出る病気です。

特に出産後の女性や長時間の立ち仕事の方などによく見られます。


◇なぜ静脈瘤になるの?

動脈は心臓から血液が送り出される血管で壁も厚く拍動しています。

しかし静脈は心臓へ血液がもどる血管で拍動は無く壁も薄くなっており逆流を防ぐための弁があります。

この弁が緩むと血液が逆流し血管に溜まって膨らんで静脈瘤となります。

症例1 手術前
症例1 手術後

◇どんな症状があるの?

足がだるい、腫れる、重い感じ、かゆい、痛い、などの症状があり、夕方になると特にひどくなるなど多彩です。

比較的症状が少なくて軽いこともありますが、血管の中で血液が固まったり血管炎を起こすと赤く腫れて痛みが出ます。

皮膚の血流が悪くなって湿疹や皮膚炎を起こしたり色素沈着して茶色から黒っぽくなる人もあります。

また長時間の乗り物や入院、臥床などによって血栓が出来てまれに肺塞栓となって危険になる要因でもあります。

症例2 手術前
症例2 手術後

◇日帰り手術とは?

下肢静脈瘤の治療法には弾力ストッキング着用、硬化療法、高位結紮、ストリッピングなどがありますが、 最も確実なのはストリッピングといわれています。

ストリッピングとは、悪くなった表面近くの静脈をきれいに抜き取ってなくしてしまう方法です。 足の中心に近い深い部分に大きな静脈があるので、血流に問題はありません。

しかしいままではストリッピング手術は入院して下半身麻酔あるいは全身麻酔が必要でした。

当院では超音波検査を用いた血管診断に基づいてストリッピングが必要な方に日帰りで手術を行います。

部分麻酔で手術ができ、術後は歩いて帰れますし翌日から軽い仕事も可能です。

まずご相談してください。

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